2011/10/10

上島君が言いたかった事は。。。

 先月、ネパールの飛行 機墜落事故で乗客乗員全員
が死亡し、日本人も含まれてたという大変ショッキングな
出来事があった。

その唯一の日本人が上島俊範君だ。
一昨日、ご家族の方からのメールが関係者宛に届き、
改めて彼とその考えについて考えさせられた。

 彼との出会いは、電気メーカーに勤めていた時の主に、
留学生の入社組で自主的に集まった勉強会であった。

 その勉強会でも、彼は異彩を放っていたと小生は記憶
している。

 小生は同社においてその中でも、地方政治から変えて
みたいと学生時代の思いに焦って、一足先に退社した。

 その後、彼も同社を退社し、外資系のIT会社で人事を
担当するようになったと、池袋の居酒屋で聞き、
政治に対する思いをお互いぶつけるようになった。

 共通して思うことは、「この国の政治はどうもおかしいな」と
言うことだった。

 世界から取り残されている旧態依然の政治体制を若い
力で変えなければ、日本という国が沈んでしまうのでは
ないか、だからまず地方から声をあげていこうではないか
という話で盛り上がったと記憶している。

 ただ、小生はポピュリズムを嫌うせいか、上島君から何度も
誘われた、○○プロジェクトに一度は参加してみたが、やはり
自分の政治信念とは合わず、その後はメールや電話連絡が
何度かあったけれど、疎遠になってしまった。

 今思うと後悔している。。。あの時、もっと考えをぶつければ
良かったと。

 また、今思うとあの時彼が言いたかった事は、変えるため
には「小異を捨て大同をとる」ようにと、結集を呼びかけたの
かもしれない。