2010/07/25

総務常任委員会行政視察報告

 7月21日(水)から7月23日(金)まで、総務常任
委員会委員により同委員会所管にかかわる行政視察
を行いました。
 総務常任委員会は、総務・企画財政・市民生活・消防

など市の運営全体にかかわる事項を扱い審議する
ところであります。
 今回の行政視察の概要は以下の通りです。

         総務常任委員会行政視察概要

       川口市  千歳市    札幌市     小樽市
都市概要  特例市  普通市  政令指定都市 普通市
人口(6/1)51.6万人 9.2万人(4/1)190.4万人(4/1)13.3万人(3/31)
面積   55.75 K㎡ 594.95K㎡ 1121.12 K㎡ 243.30 K㎡
財政力指数 1.062  0.798(H.20) 0.692(H.20) 0.477(H,19)
経常収支 89.7(H.20) 88.4(H.20) 99.0(H.20) 103.9(H.19)
比率(%)  臨債等除く

視察概要:
①千歳市:千歳市防災学習交流センター『そなえーる』

      …災害を「学ぶ・体験する・備える」を
       キーワードに様々な災害の疑似体験をしな
       がら、防災に関する知識や災害が発生した
       ときの行動を学習できる施設。

②札幌市:市民から頻繁に問い合わせる簡単な質問に
       ついて、コールセンターで受けてワンストップ
       で回答する市政総合案内サービス。
        また、ITを使えない市民との間にデジタル
       ディバイドと呼ばれる社会問題の解消をする
       ための措置。

 ・年間問い合わせ件数:平成21年度12万303件、
                平成20年度10万3485件
                <ただし、平成21年度は
                 7月から施行したごみの
                 有料化の問い合わせが
                 多い事を考慮するとここ数年
                 の平均は約10万件で推移
                 しているとの事。
          (1日あたり約270件)←あまり多くない!
 ・イニシャルコスト:約6,000万円 
 ・年間ランニングコスト:約9,000万円
 (内訳:人件費で約6,000万円、システム経費
      <電話回線料等>で約3,000万円
      札幌市内に施設を設置しているコールセンター
      業者へのアウトソーシング(当初の入札方法は
      随契で、現在は総合評価方式の一般競争

      入札)

 ・運用課題:入札後コールセンター業者を変更する際

        に、 引き継ぎなどがスムーズに行かない
        ことがあり、かえって費用がかかってしまう。
         また、コールセンター業者のリプレゼン

        テイティブにかかる賃金と雇用状況が
        不安定化になりつつある。

③小樽市:住民参加型・地元のファンが支えるふるさと
       まちづくり寄附条例を制定。寄附金は、基金

       へ積み立て。寄附する人は、登録歴史的
       建造物の保全事業など5つの事業と市長が
       認める事業の中から選択する事ができる。
 
 ・H.16年から三位一体改革により地方交付税の激減

  により、歴史的建造物の維持費・保存費などの資金
  調達が必要となり、地域資源の保全を推進するため

  に、H.20年4月から寄附条例を施行することになっ
  た。
  H.21年度の寄附実績で、市内40人(381.9万円)
                  市外217人(2237.7万円)。
   また、1人当たりの最高寄付額 は、約1,000万円
  であると市担当者からの回答。


調査事項からの所感:
①今年度オープンした同施設は、建設費約21億円で、
 財源の内訳として国庫補助金が何と75%(約15億円)
 を占める。市民の利用が少ないのが悩みとの事。
 職員は消防署のOB。。。

②札幌市のコールセンターは、日本初のコールセンター

 として自治体間では有名である。札幌市のシステム
 状況は素晴らしいものの、今後の運用面や他市での
 導入については若干不安も残る。
 FAQシステムがあるなら、市職員が直接検索する事

 と、処理することができる
  また、費用対効果の面からも考えると、財政不足の
 本市でコールセンター設置導入の優先順位は低い

 ようにしらねは感じた。

寄附先を限定させて、それを観光PRにしている
 スキームがすごい!


 詳細は、市政報告の「Disuke' s News」でご確認ください!

2010/07/16

行政評価外部評価委員会と川越市版事業仕分け

 参議院議員選挙も終わり、各自治体では来年度予算
編成の前に前年度の事業をさまざまな手法で評価して
います。

 川口市の場合は、行政内部で事業評価をしたものを

外部者(この外部者は市の事業に関連している方では
バイアスがかかるのではないかと思うが。。。課題です。
)が評価するという形式になっています。

 外部評価委員会は、しらねが
昨年の12月議会、わが
会派の近藤代表も3月議会で強く要望し実現したもの
です。同評価委員会は、6月30日から開催 しています。
今後の日程は、☞こちらから。

 外部からの評価がすべて絶対的とは思いませんが、

市民目線からの評価は市民ニーズを反映するため
今後の事業に対する予算編成に大きく影響を与えると
思われます。
また、歳入不足で悩む本市の財政状況を考えると、
事業の徹底仕分けが必要となります。

 ただ、今後行われる評価対象が「福祉」(民生費)関係

に多く集まっている事は、本市の膨れ上がっている
民生費(平成22年度当初予算559億円で一般会計の
構成比で約40%も占めている)を何とかカットしたいと
いう思惑が読み取れます。
 
 一方、川越市では今月の24日(土)に「公開事業

点検("市が実施している事業について「そもそも
必要なのか」「市で実施すべきなのか」「実施手法は
これでよいのか」など、事業の必要性や効率的な事業
運営の観点から、公開の場で市民や外部の有識者の
方に議論していただき、今後の事業運営に生かして
いくもので、 川越市版の事業仕分けといえるもの"
「川越市役所から引用」) が一般公開で行われます。

 対象事業は、8事業で点検人はコーディネーターを
含めて7人を一斑で構成しこれらの事業を45分で
点検します。


 運営手法は、ほとんど通常の事業仕分けと同じと
言えます。

 ただ、事業内容が事前に見られない(HPにアップ
されていない)のは残念で、やはりなぜこの8事業が
点検の対象になったのかという点も注視されるところ
です。


~余談~

昨晩は、久々会社員時代の同僚たちと一年ぶり(2年ぶり?)
新橋で飲み会をした。(結婚おめでとう!)
転職したものもいたが、将来、会社の中で責任ある立場に
なる同僚たちが多かった。
 同僚に言われたのが、「一回しかない人生だから」とう言葉。
自分の今後を考える上で重要なアドバイスだった。
 進むべき道は違えど、意識はみな同じ方向であることを確認できた
飲み会(FRIdays)となった。











 

2010/07/12

しびれた開票速報。。。大野もとひろ氏 当選



当選の万歳三唱は、選挙期間中のスタッフ
(ボランティア)の仲間たちに囲まれる大野もとひろ
さん。しらねは一番左奥。
 長かった(17日間)参議院議員通常選挙も無事に
終わり、 本日から、ブログの更新(政治活動)が
できるようになりました!

 昨日の参議院通常選挙埼玉県内の結果は、こちらで。
また、川口市内の投票率は前回の参議院選挙の時と
比べ1.16%上がり、53.75%と増加するなど、選挙へ
の関心の高さがうかがえます。

ここから余談//////////////////
 ところで、昨晩(いや、深夜未明)の大野もとひろ氏の
当選は、本当にしびれた。。。
 
 投開票日当日、しらねは選対本部がある事務所で、
大野さんの当選の知らせを待ち望んでいた。

 マスコミ等による出口調査では、大野さんや民主党
現職候補者が有利な伝え方がされていた。確かに事前
調査では、4候補者プラス1候補者による混戦が予想
されていたが、実際も混戦であった。

 開票率70%まで、大野さんは落選となる4番手の状況。
こんな状況ではないはずだが、「どうなっているんだ!」
と石田選対本部長の声が聞こえる。。。

 しかし、同率80%近くになると、 民主現職候補と大野
さんとの票差が縮まっていく。その差、1万、5千、1千、
5百と。。。
 
 その時、しらねの目の前には、石田選対本部長が
座っていて、 「あと票差はどのくらいになったのか!」
と声が飛ぶ。

 NHKのインターネット速報は、数十秒で票が変化して
おり、開票率90%前半でついに逆転で当選の3番手に
浮上。。。しかし、民放は当確を出しているのに、NHK
は当確を出さない。。。

 「開票率97%で、もう残票しかないから万歳だ」と石田
本部長から声が飛び、 写真の通りの万歳三唱とスタッフ
による「大野コール」で当選を祝した。

 いや~、本当にしびれました。。。
ここで、余談終了\\\\\\\\\\\\\\

 ところで、大野さんの当選は賢い有権者による賜で
あります。特定の団体がバックにあったわけでもなく、
大野さんの見識の高さや即戦力になり得る議員という
評判を口コミなどで熱伝導のように、広めて頂いたと
しらねは考えています。
支持してくださいました方々には本当に感謝いたします!

 また、民主党は国、自治体において、行政のムダ
削減に努めていきますので、是非とも民主党に今後とも
ご指導とご鞭撻をよろしくお願いします!

おわりに、

 しらねはこの選挙期間中、大野選対本部の中で事務所
に張り付いてた手前、大野もとひろ氏の街(駅)頭応援
など市民の方々となかなか接する機会が少なかったこと
は残念でした。
 ただ、与えられた仕事は自分なりに完ぺきではなくても
達成感はあります。
 というのも、各重点総支部の代議士秘書さんや自治体
議員の方々に支えられて、なんとか終わりまで作業が
できたからです。
 また、深夜遅くまで工程づくりにご協力して頂いた事
には本当に感謝しています。
(大島代議士や武正代議士。。)
この場で感謝申し上げます。

 (とある日には、ほとんど思考停止状態になって本当
に、ご迷惑をかけたこともありますが。。。)