2009/05/26

速報!地域振興・環境対策特別委員会 報告


 5月26日(火)に地域振興・環境対策特別委員会が
開催され、以下の報告を受け議員方は質問をしました。

1. 川口マイ箸プロジェクトについて
 市内の事業者・団体との協働により実現した取り
組みで、資材の供給から加工、販売、回収までを市内
で完結する循環社会の構築に寄与するもの。
 具体的に、市役所は、木工業、造園、建築などの業者と
販売・受注・在庫管理をする市民団体等をコーディネータ
ーとする役割を果たしています。
・販売方法と価格:インターネット販売(5月26日時点)
 ☞「川口マイ箸プロジェクト」で検索!、1本:1,200円 
   10本まとめて一度に購入すると200円引きに
     なる特典もあります。4月現在で159セット販売。
     今後は、店舗でも販売していくとのこと。
・事業効果:廃棄木材の有効活用による焼却量の削減、
 価格に盛り込んだカーボンオフセットによる環境事業
 への貢献、デポジット制度による資源回収(50円/本
 で1,200円の中に含まれる)、授産事業の拡大
   ←たとえば、温室効果ガスの排出などにどれくらい
    の効果があるのか?などの質問にも、難しい問      
    題なので、数字が出ません、という答弁した。
    環境部の事業というよりも地場産業の活性化の
    ための経済的要因が大きい事業に思えました。

2. 旧青木環境センター焼却施設解体事業について
 H.14年11月に廃止した旧青木環境センターを2ヶ年の
継続事業で施設の解体を行うということです。ただ、
施設解体後も収集業務課の事務所及び車庫は継続
して使用することから、併せて受電切り替え及び空調
設備工事等を行います。

・焼却施設解体工事について:
  ①施設規模:150t/日×2炉、
  ②工事期間:平成21年度から継続2ヶ年事業
・事業費について:総事業費:708,988千円、
 H.21年度:96,988千円:仮設工事、ダイオキシン類
                除去処分
 H.22年度:612,000千円:建物解体工事、その他の
                 外溝工事
 ←ダイオキシン類の除去への安全性の対処策も今後
   も追及していきます!7月上旬に一般競争入札の
   公告へ

3.「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009」の
  開催について
 本年で6年目を迎え、若者クリエイターのデビュー
支援をする国際Dシネマ祭が、今年は7月10日(金)
から2日間延長し、20日(祝)まで開催されます。
今年の変更点は、長編コンペティションのノミネートを
国内と海外作品に分けて、アワードを争うかたちに
することです。前売り券は、6月10日(水)から発売で、
1回600円

4. 川口市バリアフリー基本構想の策定について
 国(国交省)のバリアフリー法に基づいて、重点整備
地区における移動等の円滑化を図るために、市民、
行政(都市計画部や都市整備部、福祉部)、警察、
特定(バスなど)事業者、障がい者などの関係者団体
で構成する協議会を設置し、施設や生活道路などの
面と面を線で結ぶバリアフリー基本構想を策定する
ものです。
 具体的内容として、すぐできる項目(平成21年~
22年)を短期(e.g.低床式バス100%<現在、90%
達成済みとのことだが、本当でしょうか???>や施設
案内サインの設置)、すぐではないが5年以内に
可能な項目(平成23年~26年)を中期(e.g.行政
センター内の障がい者トイレの改善や東口広場の
誘導用ブロック改善など)、そしてすぐは出来ない
が10年以内に可能な項目(平成27年~平成30年)
長期(e.g.東口広場前の舗装改修による平坦性の
確保、タクシー乗り場にある段差の解消など)の
3つにわけ優先順位を決めて事業を行う案が示
されました。
 ただ、気になりましたのが、駅前のバス乗り場の
段差の解消や1~6番バス停における経路の確保に
関しては、いずれの項目にも記載されてなかった
ので、ぜひ”長期“の項目に入れて検討をして頂き
たいと要望を12月議会でしました。
 しかし、今回の構想案でも反映されずじまい
でしたので、このバス停で降車する多くの方が階
段を利用せずに、横断歩道なしの所を”Jaywalk”
しているなど危険地帯であることを指摘しました。
また、このバス乗り場は低床バスを導入しても車
いすの方には、移動経路がなく降車できないなど
問題だらけです!箱ものを立派にするあまり、ヒトの
移動経路を無視した都市計画は今後改めるべきでは!

2009/05/18

川口市長選挙の結果

 5月17日(日)に、川口市長選挙と川口市議会議員
補欠選挙の投開票が行われましたので、投開票の
結果をお知らせします。
 まず、民主党で今回市議会議員補欠選挙において

候補者を立てられなかったことは残念であり、今後の
反省としなければならないと考えています。
 また市長選挙では、今回民主党では自主投票とさせ
いただきました。
 ただ、
2元代表制を考えますと、議会は市長(行政)の
政策や提出議案をチェック&バランスをしなければ
ならないわけで、議会の議員が市長派、反市長派
なんていう関係軸はそもそもおかしいということです。
 わが会派では、この2元代表制の特徴を尊重し、
政策ごとに対市長に今後とも提案や採決等の議会
活動を通じ訴えていきます。
 現に、岡村市長のマニフェストに「鳩ケ谷市との合併
問題の検討」や「(中距離電車川口駅停車実現へ
の運動を」は、これまで民主党の市議会派では、いち
早く岡村市長へ要望書を提出した経緯があります。
 市長も良いと思われる政策は、議会議員(会派)の
意見を取り入れていただいているわけです。

・川口市長選挙              川口市選挙管理委員会
立候補者数:3人
開票速報(22時50分確定) 開票率:100%

得票順 候補者氏名   党派名  新現前元の別  得票数
1    岡村 幸四郎  無所属    現     83,529
2     松本 安弘    無所属      新     25,608
3     須田 きよし   日本共産党    新     14,599

■投票率 午後8時36分確定

投票状況     男         女     計
当日有権者数 201,827人 193,097人 394,924人
投票者総数  62,316人   62,720人 125,036人
投票率     30.88%     32.48%  31.66%
                        (-0.01%)

<比較>■前回(平成17年)の市長選挙

投票結果     男        女       計
当日有権者数 194,628人 185,386人 380,014人
投票者総数   59,472人  60,884人  120,356人
投票率       30.56%  32.84%    31.67%

・川口市議会議員補欠選挙         川口市選挙管理委員会
立候補者数:2人
開票速報(23時15分確定) 開票率:100%
得票順  候補者氏名   党派名  新現前元の別  得票数
1     杉本 かよ  自由民主党  新      78,058
2     いまい 初枝 日本共産党    新       40,600

おしらせ:市政報告の駅頭活動を再開しました!

2009/05/07

本市の環境助成金はどうなの?

市民の皆様からの素朴な疑問から、太陽光発電に
ついての助成金を調べていたところ以下のことが
わかりました。

 2005年度に打ち切られていた住宅用太陽光発電
システムの設置にかかわる国の補助金制度が、
麻生内閣の補正予算等で復活しました。福田康夫
前首相が低炭素社会を実現するために提唱し
「福田ビジョン」などを受けたもので、太陽光発電等の
普及・促進を目的としています。
この住宅用太陽光発電支援対策費補助金の補正
予算額は総額200.5億円で、84,000件程度の補助
件数を想定しています。
 本市においても、2005年度から「新エネルギー等

ある住宅用太陽光発電システム、雨水貯留施設
市内の居住に設置する市民に対し、その経費の
一部を補助することにより、地球温暖化の防止及び
水資源の有効活用を図り、地球規模の環境保全を
市民に啓発することを目的」とする事業があり、
今年度も総額653万円の本予算を組んで、
市民に助成をしています。
 しかし、”地球規模のー”と言いつつも、本市の

住宅用太陽光発電補助金額は、他の自治体と
比較しても小さいことがわかりました。
 また、生ゴミ処理容器等購入費補助金は喫緊で
ある過去2年間の対予算執行率が40%未満
あり、活用したいと考える市民が少ないにも
関わらず、オーバーな予算を組んでいるのでは
ないかとしらねは考えます。

資料3 生ゴミ処理容器等購入金補助金                  

(1996年度より、生ゴミ堆肥化容器(コンポスト式)に加え、電気式生ゴミ処理機を
補助対象とし、 要綱の名称及び内容の改正を行い実施 1基1/2 
限度額50,000円→限度額20,000円 (2006年度から)

年度 対予算執行率 決定基数 購入基数(compost)補助金額(compost)当初予算
                                              (万円)
1996    936%     966      64 (72) 37,456,410円(261,320円)   400
2007    39%     140     130 (13)  2,341,500円(34,100円)   600
2008    39%     148     126 (10)  2,343,900円(29,100円)   600
2009(予算) ー      ー        ー            ー       600
                     以上の資料のデータは、川口市環境部から

 このよう予算を組むなら、市民のニーズが高い

(さらに、国や県が太陽光発電に対し積極予算を
組んでいる)事業に、予算を傾斜配分する方が、
市民にとってもプラスになりますし、予算も適正に
執行されることになります。
 ちなみに今年度から、本市は市長肝煎りで環境総務
課内に、「地球高温化対策係」を設け、環境イベントや
学習会などを開催し高温化に対しての危機感を市民に
意識してもらうとしています。啓発活動も重要ですが、
この経済不況を打破するきっかけにもなるように、
市民のニーズと経済対策に適う政策を打ち出して
頂きたいものです。

 おわりに:来週10日から17日まで、川口市長選挙期間
のため、ブログ等の更新を休止させていただきますこと
をご了承願います。

2009/05/02

川口市長選挙について

 5月17日は、川口市長選挙の投票日です。
民主党・無所属の会では、今回の選挙については、自主
投票と残念な結果になりましたことをまず、ご報告します。
しかし、投票所にはぜひ行っていただきたいと思います。
(白票もしっかりとした、意見です。)
 当日に行けない有権者には、期日前投票制度がある
ことはご存知でしょうか?
11日(月)からできますので、詳細を確認していただき、
ぜひ市政に対して民意を反映させてください!

以下、各候補者のウエブサイトのアドレスを掲載させて
いただきます。

岡村市長:http://www.okamura.gr.jp/
松本氏:http://www.kawaguchi-matsumoto.com/

 しらねからは、候補者を選択する際に、この一点も考慮
をしていただきたいと思いいます。
今年1月に、鳩ケ谷市長、議長から川口市へ合併協議の
申し入れがありました。
この、鳩ケ谷市の合併問題をどのように考えるのか
(どのようなビジョンがあるのか)をしっかり見てほしい
と思います。「合併問題は住民の民意で」というフレーズ
よく聞かれますが、リーダーとなる人がしっかりとした
考えを住民に説明しないで、よいのでしょうか。
合併問題が市政のすべてではないと私は考えますが、
この問題についても、具体的に候補者から住民へ意見
発信してもらいたいと思います。

参考までに、前回の市長選挙、年代別投票率を掲載します。

年代別投票率の状況 平成17年5・22執行 川口市長選挙~

※この調べは、標準的な投票所(南平公民館元郷分館)を1か所抽出して集計。

                                  (数字の単位は、%)

  20代 30代 40代 50代 60代 70歳代以上 平均
男:18.11 22.41 28.27 34.43 49.29 55.59    31.27
女:14.90 26.08 29.34 35.44 50.12 43.17    31.94
男女計:16.56 24.19 28.73 34.90 49.70 48.21   31.60