2009/02/25

甦れ!我らの(旧)芝川の再生事業 上田知事ら視察 


↑沿川11自治町会長と上田知事のあいさつ

↑再生事業の位置範囲

↑炭素繊維の浄化装置を設置

2月18日(水)に、県の川の再生に向けた“水辺再生
事業100プラン”のトップ河川モデルに選定されている、
旧芝川(県管轄部分:青木水門~青木橋)に埼玉県の
上田知事ら関係者一同が視察に来られました。
この事業では、「水質的にも空間的にも子供たちが
川の中に入って遊べるような河川環境の創出」を目標
としています。
整備事業を大きく分けると、「水質改善」:
沿川からの流入排水の浄化
②堅川からの流入水質の向上<イメージ図を参考>
(←流域からの生活排水や工場排水を受け止め、既存
浄化施設<みどり第2浄化施設はきちんと動いて
いるのか?!>やウエットランド等に導水路を
設置する)
ヘドロの除去と再堆積の抑制
(←浚渫や散水による植生浄化による)と
空間整備」:快適な散策路の確保などです。
これらの事業は、上田知事が「単なる土木事業では
なくて、地域の人も参加して管理・維持をして行ってもら
いたい」と 述べるように、工事完成後に“きれいな河川
維持することができるか”が大事で、行政と地域の方々
たちによる“協働”を具現化することにより実現されます。

当日しらねも地元町会の方々と一緒に参加し、地域の
方々の協力が改めて必要であることを確認しました。

今後の整備スケジュール:
・底泥しゅんせつ、河道整備、収集排水路敷設
 →H.20.11~H.21.7        
・堅川排水路整備(浄化対策工)→H.21.3~H.21.8

・植生浄化施設整備(ウエットランド工)→H.21.4~H.21.9
・遊歩道整備→H.21.8~H.21.12
・既存浄化施設改良→H.21.8~H.22.1

 天候により大幅に変更されることもあります。

 また、青木橋より以南の整備・しゅんせつ工事関し
ては、しらねはこれまで議会の質問や予算要望をして
きまして、H.21年度予算に大幅に増額となりました!

2009/02/18

雇用と地域再生の為の地方議員と市民の緊急集会


 2月16日(月)に埼玉会館にて、超党派で組織する
議員連盟や市民団体が集まり、現在起きている日本
経済の不況とそれをうけて正規社員、非正規社員を
問わずリストラをされている、現状報告と自治体(議員
も含め)ができることは何かなどを討論し、緊急要望書
が決議されました。
 当日は、県内のホームレス支援をしているNPO法人

「ほっとポット」代表の藤田孝典さんらによる、10代後半
から30代前半の方による年収200万円以下のいわゆる
”Working Poor”の方の相談が多いとの事で、改善策
として以下のことを自治体は早急にすべきと
提言されました。

若年の方の生活保護申請を受理すべきである。
(低賃金で生活に困窮している若年の方に2年間
くらい支給)
今回の不況対策生活支援で公営住宅の入居

 要件が、「住民票がない」や「自己の都合により
 離職された」などの理由から、入居できない現状
 を改善するためにも、要件の変更を求める。
一次的にステイできるシェルターを確保する
 (2週間~1ヶ月間の間で仕事を見つけてもらい、
  仕事に就ければ退去してもらう)

(コメント:川口市では、1月31日現在で本市対策室に
      19件の相談があるうち0件の実績状況など、
      支援対策のミスマッチ現象が起きています。
      福祉等で資金の貸付の相談件数が27件
     (うち4件が貸付実績)など、そもそも現状の
     賃金カットなどの影響により生活困窮者になり、
     その多くは短期的な資金(生活費や子供の
     就学費)を必要としていることです。
      本市役所は市民のニーズに合う対策を至急
     改めるべきです!)

2009/02/11

民主クラブ2009年度予算要望書への回答


2月6日(金)に、昨年の10月民主クラブ会派一同で 岡村幸四郎市長に提出した、「平成21年度予算並びに 施策に関する要望書」への回答を受け取りました。 予算要望とは、来年度の市政施策に、各会派からの 要望を予算上に反映させるものです。2007年の統一 地方選挙後に同会派を結成し、これまで市民の方から 多岐にわたる要望を頂き、これらと各議員からの 来年度に向けての要望をとりまとめて参りました。 また、民主クラブでは、身近な問題は身近な自治体で 解決できる地方自治制度を目指し、地方主権という ことを基本理念に据え、会派活動を行っています。


・市の施策並びに予算編成に対する主な要望と その回答:

①経済関係:7項目、②基盤整備:10項目、

③医療・福祉:9項目、④教育・スポーツ:11項目、

⑤生活関係:10項目 を要望させいただきました。


以下の回答がきましたので、一部を報告します。 残りは、3月議会後に報告します!

・創業支援を進めるために、インキュベーション施設の 整備・拡充支援を行うとともに、福祉や環境など社会的 な事業を行おうとするNPOなどの事業者に対して、 起業に向けた育成支援事業を実施すること。

←新たに起業する事業者への支援策として、補助制度・ 融資制度の活用促進とともに、インキュベート施設の 設置も含めさまざまな施設を検討して参ります。

・市街地に病児保育室をあらたに設置させ、病児保育への充実を図ること。

病児・病後児保育室の設置を新たに検討し、来年度 からの事業実施に向け準備を進めているところでござい ます。

・小児夜間救急医療のセンター化の早期実施に向けた、 医師確保と施設設置に対する、予算措置を講じること。

←困難な状況ですが、現在川口地区小児夜間救急 診療事業連絡調整会議などで検討しております。

交通安全対策費の増額(登下校時の見回り指導員へ の備品等)をすること。

←業務の円滑な実施を図られるよう適宜現物を支給し、 また、必要が生じた物品については予算計上し対応 して参りたいと考えております。

・JR川口駅に中・長距離電車を停車することを実現 (請願駅として)できるように県・JR東日本(株)へ要望 すること。

要望しておりその実現の方策等について、調査・研究 をして参りたいと存じます。

交通渋滞や歩行者の安全を脅かしている現在の末広 交差点を、歩車分離方式にするよう県へ要望をすること。

←渋滞の解消及び歩行者の安全が確保できるような 交差点に改良されますよう、県へ要望して参ります。

青木橋以南の芝川しゅんせつにかかる工事費の予算 を増額し早期完成をめざすこと。

←残りの部分につきましても、護岸工事進捗にあわせて しゅんせつする予定です。今後とも適宜補助金の増額 要望を行いながら、事業の早期完成を目指して参ります。

2009/02/03

鳩ケ谷市、川口市に合併協議の申し入れ

 1月30日(水)に、木下達則鳩ケ谷市長と同市議会
議長らが川口市の岡村幸四郎市長を訪れ、正式に
「合併協議」の申し入れの文章を手渡しました。
 また、川口市議会議長あてへの文章も併せて提出
しました。この申し入れに先立って、12月の鳩ケ谷市
議会では、「川口市との早期合併を望む決議が議決
されていました。決議内容では、鳩ケ谷市内の合併
推進市民団体である、「合併推進市民の会」が2万4千
362名(鳩ケ谷市の人口は約6万人)合併に向けた署名
が集めるなど、鳩ケ谷市民の合併意識の高まりがある
ことが強調され、また今後将来の行政運営(交通問題
や公共施設など)を考慮すると「地理的」に鳩ケ谷市と
川口市は共にやっていくことは必然的であるという
内容でした。
 また、同決議内容の最後には、“「市町村の合併
特例等に関する法律」(合併特例法)の期限内
である平成22年(2010年)3月末日の合併成立を
目途に”と述べられるなど、鳩ケ谷市では合併特例法
(地方交付税の額の算定の特例など、今後5年間、
合併に伴う臨時に増加する行政に要する経費に
ついては、地方交付税法に定める基準財政需要額の
数値を補正して措置する<鳩ケ谷市は交付税交付団体
です>などのメリットがある)での早期の合併を望んで
いることがわかります
 一方、今回の申し入れに関して川口市の対応で

行政運営の企画をしています、村川企画財政部長
に以下の質問をしました。

 Q.今回の合併協議の申し入れで、岡村市長は本市
   の企画財政部内に合併担当窓口を設けるとのこと
   でしたが、この発言についてもう少し詳しく教えて
   ください。
 
 A.まさに、市長が今後設置すると意見を述べたもの

   で、 当部局でこれから詰めなければならなくなり
   ました。 未だ、具体的なことは決まって
   おりません。また、 今後の運営経費については
   議会で本予算、補正予算の議決をお願い
   しなければなりません。

 Q.昨年鳩ケ谷市の合併推進室の方とお話をしました
   ところ、鳩ケ谷市は川口市へ「吸収合併」(市の
   名前から行政運営のすべてが川口市に移譲され
   鳩ケ谷市の法人格は消滅する)を望んでいるとの
   ことですが、一般的に自治体の財政指数を表わす
   財務4表などでは、鳩ケ谷市の財政力指数は
   川口市と比べ確かに良いのですが、(81.4%:

   (①土地開発公社の公共用地先行取得費:約8億
    円 ②退職金支給見込額:約14億円)、
   他にもまだ表には乗らない部分の借金を調べ
   なければならないと思うのですが、本市企画財政

   部かもしくは行政運営推進室の方は調査されて
   いるのでしょうか?

 A.数千もの業務があり、これらひとつひとつを今後
   精査し、数字を見なければならないなど考えて
   おります。

 Q.鳩ケ谷市側は、合併特例法の期限が切れる、

   平成22年(2010年)3月末日までの合 併を考え
   ているみたいですが、現状を考えますと(表には
   出てこない借金等の調査が未実施)、川口市側は
   2010年までに合併は可能なのでしょうか?
 
 A.確かに、合併特例を利用した方が本市としても
   財政面で地方交付税額の算定特例などのアメ
   の部分があるので、利用した方が良いと考えて
   おります。ただ、市長は合併の時期に関しては、
   期限(2010年の合併特例法期限切れ)に
   こだわらず、「ゼロから」合併に関しては考えて
   いきたいと話しています。

コメント:鳩ケ谷市側のウェブサイトを見ますと、
     今回の申し入れについて掲載されていますが
http://www.city.hatogaya.saitama.jp/section/gappei/index.php
     川口市のにはなぜ掲載されないのでしょうか?
     市は合併について本市民にもっと情報を発信
     すべきと考えます!